地球は受精卵の様なものだと考える私は、細胞のアポトーシスは自然の摂理かと思っています。
つまり地球上にふってわいてきた多種多様な生物を=細胞という意味でとらえています。
でも個人的な感情からいうと、哀しいです。とても悲しいです。
出会いは幸せの為であってほしいし、生きている限り0.1%の可能性でも諦めずにやりきりたいと思うがゆえに足掻いてしまいます。
自分もいずれ不要な細胞となって消えて原子に戻るのでしょうが、ニンゲンの行いによって虐殺されるオオカミや象やその他野生動物たち、またはヒトより長く生きている樹々もいる森を焼くなどという無意味な殺戮は、限りなくニンゲンの醜さを露呈していて哀しいです。
ただそれも、ある一定期を過ぎた地球の自然治癒力の高まりによる流れならば、仕方のない必然の事象なのかもしれません。癌細胞を消そうとする私たちの自然治癒力のように、宇宙における法則はどれも同じなのかもしれません。
人工であろうがなかろうが、ニンゲン自体もその大きなエネルギーに動かされる細胞の一つと考えるなら、癌が増大してそれを消さなくては地球は生き残れないのかもしれません。一細胞の人間から見る風景がどんなに美しくても、仲間と思える動植物が消えていくのがどんなに悲しくても、地球の指令は絶対なのかもしれません。ニンゲンだけの意識や感覚と宇宙の判断は全く関係のないものだとするなら、善悪はなく、正誤もなく、美しさや醜さも区別がないのかもしれません。
生まれてくるのも死んで逝くのも自然。ホモ・サピエンスだけが賢いと思い込んでいるサピエンスもまた滑稽で、どれだけ自己を優位に見せようとしても自然の摂理に逆らえる種はいないのではないかと思われるのです。
闘うものは既に負けている
もしサピエンスが地球(生命)を相手に戦うとするなら既に勝負は決まっているし、流れに抵抗すれば必ず不具合が生じます。いずれその不具合は誰の目にも明らかなものになるのかもしれません。
生きることは遊びの様なものだから、自分を雁字搦めにせずにいずれおこる自己のアポトーシスに備えましょう。
本当かどうか知りませんが、抗がん剤は正常な細胞まで殺すという人がいますね。ならば人工的な淘汰はそれと同じで正常な細胞(生物)を巻き込んでいるのかもしれません。地球に任せておけば、本当に不要な細胞だけ殺してくれるような気がします。
もし自分がそうなら潔く消えたいと思います。
万物に幸あれ
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