大寒

今日は九州まで雪が降るらしいですね。

明日の方が寒さが酷いと先週から言われていました。天気予報ってものすごいですね。精密に何日の何時が雪……とまでわかるなんて、いったいどうなっているのか気象予報士に聞いてみたいものです。

今朝も早くから4㎞先のスーパーまで20㎏ほどの買い物があって行ってきました。帰りに畑にも寄って、リンジーたちの餌を収穫。田舎移住したら以前のように繁華街で歩き回ることもないし、駅の乗降で階段を使うことも少なくなります。もし車に乗ってしまったら一気に退化が進むと思ってまだクロスバイクで動いています。

帰宅したら汗ばんでいて暖房なんて消そうと言ったのだけど、家族はとても寒い様子(笑)今冬は、動物たちの世話と畑仕事、家事や買い物で座る暇がなく、エアコンもつい先日まではつけていませんでした。人間の身体ってうまくできていますね。動き続けていれば暖かいのです。『病気の予防は血流改善から』と所属する研究会で訊いたことがあります。そう考えると、モノに頼るのではなくまず動き続けることが肝要だということですね。知り合いの経営者さんもかかりつけ医から言われたそうです。一に歩く、二に歩く、歩くことは病気予防の第一歩だとか。美しき緑の星のようです。

30過ぎの頃、自治体の主催する環境学習に通い、その後はNPOで2年ほど学びました。メンバーたちとボランティア団体を起ち上げ、エコバッグや有機栽培の推進、手作り料理の大切さなどを訴えていましたが、周囲の人々は笑えるくらいに興味を持ってくれませんでした(笑)

当時、講義を受けたその道の権威である教授の仰るには「今の環境を改善したいなら、昭和40年代の暮らしに戻ればいいだけ」(日本においては)ということでした。エアコンではなく扇風機、石油ストーブ、まだ練炭もありました。車はまだまだ少数。木造建築の家に住み、ワンルームマンションなどではなく木造のアパート住まい。余程の事情がないと独り暮らしをすることはなかったような気もします。下町では銭湯に毎日通うのも当たり前の風景。小学生が塾に行くのは勉強についていけない子が主流で、育児は布おむつ、離乳食は誰もが手作り、冷凍食品もほぼありませんでした。買い物は商店街でしたね。光熱費や家電の数も大家族で住むほうが無駄が少ないし、家事も皆で役割分担出来ました。注文した商品が翌日に届くなんて聞いたこともなく、新鮮な美味しい物は現地に言って食べるのが当たり前で、物流の常識が今とはずいぶん違っていたように思います。

新しいものを作るという発想よりも不要なものを手放していくという考えは、シンプルかつ誰にでもできる簡単な方法です。幼児期からあまり便利なものに興味をそそられず手作りが好きだったこと、また何よりエネルギーの無駄遣いが大嫌いな自分にはぴったりでした。難しいことはわからなくても、植物を育てるとか、物流で余計なエネルギーを使わせないようになるべく地産地消にするとか、隣人と助け合うなど、誰にでもできる簡単なことが国単位になればものすごい力になるのではないでしょうか。結局誰かが何かをやってくれるなんて言うのは妄想なので、自分が何をするかを考えない限り根源は変わらない気がします。

田舎に来てみれば、都会の自分がもう日本にはないだろうと思い込んでいたレアな仕組みやモノだけでなく、近所付き合いや助け合いなど心温まる出来事に遭遇します。オンラインの関係から結婚まで発展した私もそこに可能性を感じないわけでもありませんが、やはり手仕事や日々の風景の中に在るアナログな関係性の奥深さには敵わない気がしています。個人的には機械に代替させても良いかと思われる作業は山ほどありますが、人や動物から求められるものは、今も自分そのものであり、私の作業ができるロボットではなさそうなのです(笑)

お休みしていた1年半ほどの間に出会った本の中で、植物研究についての書籍がありました。有名な機械を開発した研究者の偶然の発見から始まったものですが、この中にまさに私が思い描いていた他生物の意思疎通の証がいくつも著されていました。植物の本だと思って購入したのに、人の意識のことまで繋がる内容に跳びあがって喜んだものです。距離を越えて愛が伝わったり、別の部屋に眠るシャイニーがなぜ私たちに何かあれば起きて鳴くのかの説明がつきます。彼にとって私たちは仲間なのですね。

本との出会いは大抵偶然で、書店の中をなんとなく歩いていて目に留まったとか、ネットである分野の本を探していて目に入ってきたとか、そういう選び方です。本の中にはその人の意識が入っていると私は考えているので、他人から勧められるものよりも自分の感性で引き寄せる本の方が自分に合っているようです。無理に勉強のためなどと購入した著名な本はワクワクせずに終わってしまうのはそのせいかも?!本との出会いは作者との出会い、時を越えて感謝、歓喜できる素晴らしいツールですね。

それもタイムスリップの一つかな?(笑)

 

万物に幸あれ

 

 

 

 

 

 

 

 

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