随筆 21

どんな形であれ、出逢う人とは出逢うものだ。

それに気づかずに通り過ぎてしまったら、運命はまったく違うものになるかもしれない……

今朝、いつものようにSNSの朝の発信をしていてとある名前に目がとまる。

失礼ながら、私はその人を知らずに今まで過ごしていた。

記事の内容はどうでも良かった。その名前を見たとき、なぜだかとても気になったのだ。

早速、検索してみたら…動画があった。

数分その方の話を聴いただけで、この引き寄せに感謝した。

彼が話していることは、常日頃から興味深いものだった。

私はよくこんな場面に出会う。先日も東京の研究会で、某研究者と、あることについて意見が一致した。初対面の頃から私のようなど素人の話を真面目に聞いてくれた。私たちの会話の内容を聴いて、周囲の研究者はあっけにとられていた(笑)

 

真実は虚無

リアルはファンタジー

というのは私の造語だけれど、この意味は実はとても複雑なものなのだ。今朝はこれの一部を科学的に証明している博士を見つけたという印象を持った。

RNAが記憶するという話を聞いたことがある。これらは私にとっては、ワクワクするもののひとつだ。

自分の感覚でめいいっぱい確認したその後に、いつもふと図書館でそれを証明しているような科学の書物と出会ったり、ネット上である日それらが目に止まったりしてとてもありがたいと思う。

無人島で一人生き抜けるような強さ

を小学生時から目標としてきた私は、自分の五感六感で先住民の長のような知恵を体得したいと願ってきた。

 

科学は明日変わるかもしれない不確かなもの

だと考えているのでエビデンスを盲信することはないが、化学式や原子レベルで説明できないとしても、揺るがない何かを常に自分の知恵として持っていたいと考えている。

そのために、世界の研究者が緻密な作業を積み重ねて、人々に理解できるように説明されていることには深く敬意を表したい。

そして、今朝インターネット上で出会ったのはこの人の名前。

調べたら「ビンゴ!」というに値する面白さ。

ということで早速購入した。

届くのが本当に楽しみ!!

なんで今までこの人を知らなかったんだろう?

そし、この人の役割って何なんだろう?などと考えてみる。

ノンフィクションファンタジーを実現するために、こうして様々な人の力を間接的にでもお借りし、集約していくような感覚

 

他にも、女系でしか遺伝しないミトコンドリアについても、自分で確認できることはないだろうかと我が子を見ている。

でも同時に、動物実験までして人間が何かをわかる必要はないとも思っている。

 

わからないことはわからなくていい

必要以上の好奇心は転じて悪になる可能性も孕んでいる。

教育を当たり前だと思っている私達先進国民は、知りたがることの潜在的な枯渇を自覚しないといけない。

 

 

 

 

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