家を出たのが18でした。
その年から続けていることはいくつもありますが、食事の選び方はその一つでもあります。中3くらいから家族の中で自分だけ食事が異なるようになりました。高校生の頃は母にお弁当は断り、学食で珈琲だけ飲んでいました。夜もさほど食べませんでした。断食を始めたのはその頃です。断食が身体によいなんて知りませんでした。
家を出てすぐに結婚したので、家事は基本的に私のやり方を貫いてきました。感性で選択します。
このブログのカテゴリー、Health & Beautyにも書いていますが、30年以上続けてやっと結果が見えてきたということは多くあります。
数年ではお試し期間、人に話せるようなことはほとんどないでしょう。
何を食べるかは個々によって違いますが、冷凍食品はもう30年以上買ったことはありません。電子レンジは使わないし、そもそも家にもありません。初めて購入したのはオーブン機能だけのものです。離婚して次にそれがみつからず電子レンジ付きのものを買いましたが、レンジ機能は気持ち悪くてあまり使ったことはありませんでした。結局それを廃棄してまたオーブン機能だけのものに買い替えました。レンジで何が起こるか、などはエビデンスがなくても不自然だから違和感がある、という感性の選択です。
薬の服用はかれこれ20年以上ないと思います。検査をして数値を見たところで切ったり貼ったりしないのであれば無意味だと思い、心臓検診を25歳くらいでやめました。
主食はお米よりパン派ですし、糖質など気にすることもありません。オーガニックに拘ったり玄米ばかり食べることもありませんが、それもこれも自分の感性で選択します。
18歳からずっとバランス重視で手作りの食事を作ってきましたが、倣った通りにしたわけでなく、自分で選択し続けたらこれが一番良かったという感じです。
実際、このような食を長期間続けている人と殆ど会うこともなく、これは自分の身体にあった個人的な栄養学のようなものだと捉えています。
家族の身体を守ろうと思えば自分がMAX動けるようにならなくてはならず、必然的にそうなりました。料理上手ではなかったかもしれませんが、○○式などを妄信しないよう、試行錯誤しながら個々の体質を軸に考えてきました。歳とともに脂っこいものが欲しくなくなると言う人が多いですが、私は高校生くらいから焼き肉やお寿司に魅力を感じなくなりました。
家族が食べたがるので仕方なくハンバーグや肉料理もしますが、自分一人ならスープやフルーツやパン、サラダが好きです。和食も作りますがみそ汁は好きではなく、2~3か月に一度作ればよい方です。
何より大事だと思うのは五感と第六感で、それを研ぎ澄ませ、いま自分の身体が欲しているものを素直に食べるようにしています。学問はコピペになり信用できません。動物は教えなくても必要なものを食べるように思います。私たちも動物なのでそれが一番いいように思います。急に何かが食べたくなったら、その成分を調べます。すると自分がいま不足しているものだったりして、生命の不思議に感激したりするのです。
お付き合いで飲み会などに参加して食べると、とても身体が疲れてそのあとは断食したくなります。現在そういうお店もない田舎に移住し、生活はすべて手作りになり、私にはとても快適です。好き嫌いがないので、朝ごはんをメインに、昼や夜は朝で足りないものを軽く補う程度の食生活をしています。それも私個人が朝ごはんにしか食欲がわかないためで、昼は抜くことが多く、夜は主食を摂らないというパターンが高校生の頃から続いています。
家族は三食しっかり食べます。個別対応なので強制もしませんし、私があまり肉を食べなくても肉料理はします。
正しい食生活なんてないと思います。その人が選択するものが正しいのではないでしょうか。なので家族の食事を作るには頭を使わなくてはなりません。
過去の環境、食事、生活習慣など、人それぞれ異なります。
もし健康に生きてみたいと思われるなら、自分の五感を研ぎ澄ますことが最優先でしょう。30年くらいしたら人と何が違うかわかってくると思います。
動物は生きている限り動くもので、運動などはいくつからでも始め、死ぬまでやった方がいいと思われます。
ジムで80歳の方が
「20年続けてるのよ」
と言って筋肉美を魅せながら元気にマシンをやっていたりすると、何歳からでも可能性はあるのだと感じます。
美容に拘る人がいますが、食べたもので肌も筋肉もできているので、美しさの秘訣は細胞の健康度だと思っています。老化の恐怖に苛まれると五感が恐怖で退化し、皮膚の上から塗っているものが自分の身体にどう影響しているかも気づかないかもしれません。
思い込みとイメージより勝るものは感覚です。イメージするなら、全身を巡る血が何で出来ているか、どう脳の中に入っていくかなどの方が良いかもしれません。
食べるもの以前に自分の意識です。そうすれば自分に合う選択ができます。
そして血肉にする殺した命を無駄にせず、生きて死んで逝きたいものです。
今日も皆さんありがとう。
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