丁寧に暮らす 4

都会に住んでいた頃からあまり生活形態は変わらないのですが、畑と庭が増えたことで、自己完結力がずっと高くなりました。

村には必要とする店があまりなく、以前の都会のマンション暮らしで考えるとコンビニですら徒歩で往復するにはよい運動になる距離です。

ベランダから(小さめですが)庭にバージョンアップしたので、どんなに大きな鉢を置いても以前のように階下にゴミが流れないよう日に3~4回溝掃除する必要がなくなり、ストレスがありません。

植物たちは環境が変わり当初は虫にやられましたが、なんとか頑張ってこの地に適応しようとしています。

食べるための野菜や、一年中利用させてもらうバジル、20年ほど育てた付き合いの長い苺などはどんどん殖えるので畑で栽培します。

庭に地植えにしたオリーブや月桂樹、ローズゼラニウムなどはかなり大きくなりました。

 

 

昨日は基礎化粧品セットを作りました。精油も20~30種使用していますが、ベースの基材は自分で育てたハーブたちです。

季節やその時の自分の状態に応じてブレンドを変えるので、二度と同じものは作れないのです(笑)これは化粧水、昼用美容液、夜用美容液、ヘアワックス。娘も同じものを使います。ワックスは、傷の塗り薬にも利用したりするので、抗菌、抗ウイルス、抗真菌、免疫賦活、頭脳明晰などの効果を期待してのブレンドです。化粧水はネロリやゼラニウムなどフローラル系の精油を10種ほどブレンドして、ハーブ基材と合わせます。

瓶の煮沸消毒をして、化粧水などは2週間程度で使い切ってしまわないといけないので、たっぷり使わないといけません。購入している方から考えるとアディティブフリーの個別対応のものをそのように使うことは贅沢なことだと思われるかもしれませんが、20年もの習慣になると、これがスタンダードで手間暇はどうってことはないのです(笑)もし精油が手に入らなくなれば、やはり自分の育てたハーブブレンドで自作するでしょう。

そのための準備として、ハーブやアロマテラピーの勉強、誰かに教えてあげたい場合はライセンス取得、実際に育て続けること、土づくり、抽出など、この化粧水にも何年もの時間を要します。生活にアロマテラピーを利用し始めたのは20年ほど前からですが、その流れで植物との暮らしの幸福さを知ることが出来たので、本当に良かったと思っています。

ハムスターズにもハーブの葉や花を食べさせてあげたり、今もシェリーの散歩の際に蚊よけハーブを持参します。家族は毎日、ランチタイム用にハーブブレンドティーを持っていきます。顔色が良くなってくるのを見ると、ブレンドにも想いが入ります。

 

 

畑仕事はこの季節、熱中症との闘いです。汗だくになって帰宅してシャワーを浴び、新鮮なうちに下ごしらえをしてしまいます。

栄養価の高いと言われるモロヘイヤやスイスチャードは必ず育てたい作物の一つです。以前は百貨店の食料品売り場で購入していました。夏野菜は自分で消費できるくらいはなんとか穫れるので、朝ごはんの時に新鮮な状態でいただきます。

 

亡き母の仏飯を無駄にしないよう、米酵母にしてパンに混ぜています。またその乳酸菌のエキスを畑と庭の植物にあげはじめるとバラたちが元気になってきました。

今年は人参がうまくできたのですが、実はニンジンがあまり好きでないのです。近所のシェフがくれたドレッシングが美味しかったので、私もいろいろ混ぜて人参ドレッシングを作ってみました。それが家族に大好評。人参はほぼこれで消費できそうです。

村にはパン屋がなくて、主食がパンの私が誰よりも困っていました。若い頃から美味しいと思ったパン屋さんには電車に乗ってまで毎日買いに行ったくらいなので、覚悟を決めました(笑)時々焼いていたパン作りを、完全に毎日焼くスタイルに変えて、納得のいく配合を見つけるまで試行錯誤。やっと配合が決まった昨冬からは、安定した美味しいパンを食べられるようになりました。娘の離乳食時からパンを焼き始めたので長い時間かかりました(笑)やはり毎日やらないと良い配合は見つかりませんね。雑穀やナッツスパイスなどをいれ、食べて健康になるものを作るよう努めています。パン好きでなかった娘が、泊りの日の朝ごはん用にパンを持参するようになったので驚きです。ですが、それで娘の身体を守れるなら嬉しい限りです。

基本的に手作りの食事作りを心掛けてきた人生ですが、一歩進んでその材料から育てることができたら幸せです。

土地や水の問題、好きなものが必ず日本の食材とは限らないことなど、なかなかうまくはいきませんが、人生はすべて自己責任だと思っているので、なんでもチャレンジし、納得のいく命の使い方をして逝きたいと思います。

欲しいモノはあまりありませんが、今は良い箒が欲しいです。本当は作りたいのですが(笑) 永く使った箒がだめになってしまいました。

加えて編み物やキルトづくりの時間がとれたら最高です。介護の問題もあって進み具合はゆっくりですが、自己完結力を高めていけば算数の引き算のように外で働く時間は激減します。家族単位でも同様です。大草原の小さな家のような暮らしが目標ですね。

けれども既存の家屋や土地を守ってくれた方々、有益なシステムにも感謝しています。

今後は時代に合わせてしなやかに、自分の暮らしを確立していきたいと思います。

 

 

今日も皆さんありがとう。

 

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