随筆 67

組織的な活動をする時、楽しければいいという表現をする人がいる。でも私と皆の『楽しい』の概念は、少し違っているように思う。

単に仲良く遊びに出かけるとか、美味しいものを食べるとか、レジャー活動を共にするなどということだけでは、私には惰性になり楽しさも薄れていくように感じる。

楽しさはお喋りしたり笑うことだけにとどまらないくて、一つの目標に向かってそれぞれが自主的に活動するとき、瞳がキラキラし始めてスピード感がどんどんアップしていくような時。

相互に認めあい、けれど議論はしっかりしながら、常に最善の策を練る。

それに伴い、個々の才能が花開いていけば最高。

人間は成長したい生き物だと思う。

他人に認めてもらうことで人を助ける余裕も出てくる。時間はとられ、以前よりすべきことは多くなるのに、なぜか表情は生き生きしてくる。

えにしのあった人々がそれぞれに充実した楽しい時間を過ごすことは、活力を養い、飛躍的に成長するまたとない機会にもなる。

自他承認ができれば、自己肯定感に繋がり、自律・自立する基盤になる。

こういうのがとてつもなく楽しい。

楽しくなければ続かない。

短絡的な楽しさではなく、複雑なパズルを皆で作り上げていくような達成感のある楽しさ。

常に新鮮さがあり、公正であること。

加えて明瞭かつ透明性の高いことは、誰もがストレスを感じにくいのかもしれない。

これが本来政治になり企業になっていくベきなのではないか。

そうしたら政治だってきっと楽しいと思う。

 

ワクワクする時間を大切にしていこう。

 

万物にありがとう

 

 

 

 

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