ファンタジーを現実にさせるのは、徹底的な行動です。
筋書きを描くのが上手でも下手でも、現実化させるという意思さえあれば良いことです。
だから学歴も偏差値も関係なく、社長になったり、政治家になったりするのです。
その中でも例外的な道筋で秀でてくる人がいます。
私の知人の中に、その例外的な人がいます。
家さえなく、ランドセルも買えずにいたような幼少期を送った『コネ』も『金』もなかった子が、国立大のTOPになり、その分野では名の知られた研究者になりました。
その天才的な頭脳は、自分の選択した専門分野にとどまらず、広く学問を網羅した結果であると見受けられました。
机上の空論、つまり教科書に納得できず、自分で確かめる作業に時間を費やしたから浪人する羽目になったと笑っていました。
棒グラフで考えるなら、生まれながらにお金があってよい教育を与えられ、世界に名だたる企業の経営者たちと定期的に会食し、海外に留学に行かせてもらって、加えてコネでTOPクラスに躍り出られるようなベースが彼にはありませんでした。
同じTOPクラスでも成長したエネルギーの量が他とは全く違うのです。
彼はただ行動し続けるだけ。そして結果を積み上げていきます。
だから彼に言ったのです。
「私はあなたのそのエネルギー値に大きな可能性を感じている」
それは印字の桁の話ではありません。
人間が描いた都合の良いシステム上の肩書の話でもありません。
生き物としての生命力の話です。
地球が彼に与えた力の話です。
中卒だ高卒だと馬鹿にする類は、それが見えない盲目です。
そのような万物の一生物である人間だけが作ったお話上の形などどうでもよいのです。
筋書きを考えて、できる限りその通りにやろうと行動することを努力と呼び、時に責任とも表現されます。
人間に失敗はつきものですが、失敗するからそうでない方法に近づいていくということを万物は知っています。
その衝動が、もし奴隷なのであれば哀れです。
わざわざ祖先からいただいた自分の命、または毎日殺して喰った牛や豚や鶏や魚の命、もしくは搾取してきた途上国の人々の働きまで、まさかそんなために使っているとは。
人間の筋書きの上でどんなに偉そうにふるまってもただの生物であることに変わりはないし、同じもしくは近い種の仲間であることに間違いはありません。
「あなたは主人、僕は奴隷」というファンタジーをわざわざ創り、自らの意思でそのように行動・選択し続けて、ご主人様を逆恨みするなどあまりにも筋書きが下手すぎます。
今日命を殺して血肉にするなら、自分の命を全うすることのほうが幸せでしょう。
でも親に奴隷のように扱われたコントロールされた子たちは、自ら奴隷を選択し、ご主人様を探して渡り歩きます。
だから奴隷が好きだと平気で言い放ったりします。
ですが、潜在意識の中にある個人の思いが決してその不幸を願っていないから、自分より弱い奴隷を探し、暴力をふるいます。
勇気を使わない方法は唯一
嘘をついて逃げることです。
つまり人を騙し、不幸を作る根源になってしまいます。
自分をきちんと生きていないからです。
先に述べた知人のように、自分の命を輝かせるべくただ美しく生きればよいだけなのに、いったい奴隷を自ら好んでする人は何のために生きているのでしょうか。
ただ今日も手足を動かしたいだけなのでしょうか。
心臓を動かしたいだけなのでしょうか。
私にはそこに何の価値も見出せません。
脳みそはもっと別のことに使うものであるし、筋書きを描くなら幸福なストーリーにしなくては意味がありません。
なぜなら、体への指令は自分の意思から来ているものだからです。
つまり誰でも思考は現実化しています。
誰か一人間の意見を確かめずに信用する、ってのも自分の意思です。
楽ですからね~脳みそ使わなくて済むし。
自分の心のバランスをとるためだけに目の前の絶対報復しないと踏んでいる人に故意に責任を擦り付ける、責任転嫁という手法も、自分の意思です。
すべて自分の思い通りなのです。
今やそのシステムが崩れ去ろうとしています。
奴隷の筋書きを描き、それが楽だと言った人は、ご主人様がいなくなった時にどうやって立つのでしょうか。
命を繋ぐはずの他人任せの楽だというその筋書きが、最も危険であることは理解できるはずです。
地球への感謝
祖先への感謝
自分を生かしてきた万物への畏敬の念
すべてが地球から湧いて出た生物という共通点
馬鹿な自分が犯した数々の失敗に対する反省
そういったものがあるかないかで、その人の筋書きの創り方が変わります。
奴隷を選ぶ人はご主人様のせいにします。
だけど、奴隷を選び続けているのは当人なのです。
自分で立っている人は誰も恨みません。
「その選択は自分の意思だ」と知ってる人は誰のせいにもできません。
だから 起こることは必然
この世界を作ったのは紛れもなく自分自身なのだと知っているのです。
万物に愛を
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