ここに移住してから毎年作っているものがあります。
その一つがこれ。
6月に畑の隣人からうちの2畝分ほどの赤紫蘇を頂き、濃い目のコーディアルをこの瓶に1ダース以上作ったものの、1ヶ月ですべてなくなりました。
続いてうちの畑の赤紫蘇も遅めの収穫を迎え、また1ダースほどコーディアルを作りました。
お盆のお参りで、数本は身内に。
5時や6時から数時間畑仕事を終えて帰宅したり、往復8~16キロの自転車での買い物から帰宅すると、すぐに入浴しないといけないくらい、汗が滝のように流れています。
夏は一日に2~4度は入浴します。
そのせいか、朝ごはんで30品目以上とっても、汗で排出されるというミネラル・ビタミンの不足なのか、手足がだるくなってきます。
赤紫蘇だけでなく青紫蘇も育てているので、今朝は娘の作った梅干と混ぜておにぎりにしました。
この季節、野菜は殆ど自給できていて、パンは酵母も作っています。
西瓜の出来はイマイチだったのですが、今年は野生動物に食べられずに済んでいます。
飲むものも大切で、危険なものが入っていないドリンクを選ぶストレスから解放されるには、やはり自分で育てた素性の分かるもので作るのが一番です。
そもそも紫蘇は蘇葉とも書き、人を蘇らせる葉だと言われてきたそうです。
特に赤紫蘇に含有されるロスマリン酸はシソ科のハーブに多いそうで、アレルギー緩和やアルツハイマー予防など、抗酸化作用もあるようです。
動物たちが何も教えられなくても自分たちに必要な食べ物と毒を見分けられるように、古代ニンゲンにもあったと思われるシックスセンスにより伝統的に用いられるものの方が安心なのは、言うまでもないでしょう。
茄子も大きなものが穫れたので、田楽にしました。
実は種から育てて上手くいったのは今年が初めて。
いつもは隣人がくれた苗から育てていて、種から育てた苗はほぼ実がつかないかミニチュアの茄子で(笑)終わりでした。
1年前から同居人も畑仕事をするようになり、独りでやっていた時よりは手が回るようになったのが要因かもしれません。
「茄子の味ってこんなだったけ?」
と家族が口々に言うほど、トロトロで美味しい茄子になりました。
「毎日おやつにしたい」
とかつて娘が言ったFIJIの茄子には及びませんが。
最近は、保存食にするよりも、季節のモノはその季節にしっかりいただくスタイルにかえています。
それも、土が肥えてきて以前よりは収穫量が増えたからです。
ただ、引っ越しすればまた一から土づくり。
借りた畑はいつかは返さなくてはなりません。
次の畑の土が出来る限り自然放置された土地でありますよう……
今日も皆さんありがとう。
0 comments