アンディがツンツンに噛まれるので、抱っこしてやりました。彼女が私に抱かれて甘えていると、ツンツンも脚の上に乗って来て反対の腕の中に潜り込みます。
ニンゲンの私にはわからないけど、小さなツンツンは彼女なりに大きな仲間たちを防御しなくてはいけない強迫観念に取り憑かれているのかもしれません。
生まれた時から、一番食べるのが下手で、目が他の仔より悪いのかご馳走もツンツンだけ狙ったところを外します。すると素早いアンディやソフィに食べられてしまい、1歳ごろまではやり返さずにじっと耐えていました。最近はとられてもないのにむやみやたら噛みつくという手法に切り替え、皆も迷惑しているのですが、なんたって最も不器用なことにかわりはありません。寝ているだけのエンジェルに噛みついて跳びあがっているのは、許せたもんじゃありませんが・・・・・・
だけど、それぞれ懸命に生きていて、ちょっと手を抜くとリンジーは同居人を噛みまくります。先日は3日間、日中放置して留守をしたので、私にも噛みついてきました。
リンジーは雄の中では唯一ぐっと耐えるタイプの強い子で、仲間には何もしない代わりにニンゲンである同居人に当たります(笑)全員のボスだったので未だに偏食が激しく、栄養価の高い餌もあまり食べません。
かつてリンが11匹の中で唯一嗜好が違っていて、全身ガンになったのでリンジーはきちんと食べてほしいんですけどね。ただし、リンはコニーサンの子の中で最も長生きした子でもあります。群衆の中にあって孤高を保つタイプの子が生命力も強いですね。
雑多なものに流されない意志の強さは頑固なのではなく、直感や違和感に沿って生きているから。
もしも地球が与えてくれたリスク管理であるそれを、誰かのお話に合わせて棄ててしまったなら、地球から淘汰されるのは当たり前でしょう。
真摯に彼らと対峙する時、それは学校で教える机上の空論よりもずっと深い学びと気付きを得られます。
他生物と共生することでしか循環できない地球に生まれたのだから、アスファルトの道も空飛ぶ鉄の塊も全部、潔く棄てることが最も早い解決法かもしれません。
どうか地球上の万物がニンゲンに見つかりませんように。
マサイがマサイのまま生きていけますように。
地球の自然治癒力がもっともっと高まりますように。
今日も皆さんありがとう
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