広く海のような深さ

涼しいのに何故か夜中眠れず。
三日続けて未来予想的な夢。

昨夜はハイパーインフレで、銀行が、貯金が、と騒いでいる人々を冷静に眺めている夢だった。

ところで、鼠の件。
昨日、同居人と娘がスキマだらけのかごに小さな目の網を貼りつけて、私の焼き立てパンをセットし、昨日とは少し違う場所に設置して寝た。

朝5時ごろ、娘と籠を見ると、
「やるな、流石!!」
網目を齧って穴が開いている。
で、娘が箱の中をのぞいていると
「うわあ!!まだ中にいる!!」と穴を自分のタオルで塞ぐ。

私はリンジーたちの部屋に向かい、給餌掃除をして、同居人と娘が遠くまで連れて行った。籠を開けるなり華麗に飛びながら消えて行ったらしい。

やっぱりハツカネズミ。
あの可愛らしい奴。
コニーサン達11匹といた私は、あの顔を見てゴキブリ同様に叩くなど、できないでいる。

捕まえてわざわざ殺す人もいるけど、蜘蛛やハサミムシ、蜂なども出来る限り外に逃がすようにしているので、籠に入ったら少し遠くの自然豊かな場所に運んでさようなら。(放っておいても食物連鎖で淘汰される環境にある)

以前の家でもそうやって一晩中かかって段ボールで捕まえて耕作放棄地辺りまで逃がしに行ってた。

とりもちについた子を外そうとしても外れず、かわいそうなことをしたので、あれはもうやりたくないと思っていた。籠に入ってくれてよかった。

家の中で、まさに鼠算式に増える前に、定期的に隅々まで掃除し、虫や鼠がわかないようにしないといけない。
都会のマンション住では掃除をしない人も結構いるが、途上国や田舎では怠惰は悪である(笑)

箒と雑巾は最も役立つ。マンションならなおさらルンバより箒と雑巾、そしてアロマオイル。

うちは掃除機をほぼ使っていないし、電子レンジも電気ポットも、ジャーも買わない主義なので、電気が止まってもさして辛くない。

仲良くしている母と同い年の方も、かまどの準備を始めている(笑)

そして同居人が大きな良い収納グッズを手に入れてくれたんだけども、そもそも部屋に入らないサイズだった(笑)

私が欲しいものは一般的な人が欲しがらないもの。生まれた時から変わらないもの。

皆が飛びつくようなものにまったく価値を見出せず、嘘で笑う事も出来ない私はしら~っとした目で、誘われた経済活動関連の席などにお付き合いで座っていて、きっと怖い(笑)(なので誘わないで)

シュタイナーが「いずれニンゲンが魂を失い、物のようになる。しかし何を失ったかもわからなく機械のようになる」と100年以上前に書いているとか。

愛は魂と魂でしか融合できない。愛し合うことを知らないニンゲンがたくさんになるのかな。

魂と魂の会話はニンゲンと動物でも可能で、華麗に飛んでいく鼠の背中から歓びは伝わるし、屠る前の地鶏の諦めも伝わってくる。

ルビーさんはしっかり栄養をとらせて早くから外で砂浴びもさせているからか、健康で超賢い。うちの他の動物たちの中で、誰が意地悪で優しいかも既に把握。

エンジェルさんの傍ではリラックスしている。当然の光景。

エンジェルさんは片脚が動かないけど、最も魂が美しく、賢くて孤高を保つ仔だから。

種が違ってもわかるんだね。

真の選択や判断は、広く深い海のような洞察が必要だとか。

そうなると青二才には期待できず、賢明な高齢の方々と本音で話すことが出来たなら、先住民の長老さながら智慧を継承することが出来るかも。

 

面倒だと思う事の中に深さがある。

 

壁を乗り越えた向こうの景色はいつだって美しいものだ。

 

 

今日も皆さんありがとう

Pocket

0 comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です